あしたやろうはばかやろう

私の心よ、無限に深くなれ

浄化する恋愛

ずっとずっと。



最後までホントのことを言ってくれていたと
信じきれない自分がいる。



こうやっていつも自分に非があると
認めてくれる彼に
どれだけ甘えていたんだろうか。



これ以上の愛を求めるのは間違いだったのだろうか。




もっともっと会いたかったよ、
どうして私にそんな大切なこと教えてくれなかったの??私だってそれ知ったら我慢できたよ。

気遣えたよ。




日常のLINEがただ繰り返されるのが、当たり前なのか苦痛の叫びだったのか、私には気づくことが出来なかった。



心がしんどい時に甘えてもらえなかったさみしさと、大人のプライドを守りたい彼を受け止められなかった器の小ささに胸が潰されそうだ。








でも、仕方がなかったと思う。
結局私は我慢していたと思う。
解放された気がした、幸せな2人の未来はなかった。
優先順位の1位に私が君臨する事など無かったのだ。


私は彼の事が好きだった。
今もどうか元気でいてほしいと思っている。


でもその反面、LINEの返事が来ないこの時間すら



きっと飲み会や友人との予定を過ごしている、


または大切な女性との時間になっているのではないかと
思えて仕方ないのだ。







心を病んでしまうくらい私を愛していたとは
思えないのだ。









一度も好きと言ってくれなかった、はっきりと。

始まりも曖昧だった。

彼女だと思ってた。
って別れ話のたび彼は言ったけど


彼の発する愛してるよ、好きだよ、は

シールのように剥がれ落ちるようなものだった。






リマインダーに彼の好きなものを綴ってたこと、
天気アプリで彼の住む地域を登録してたこと、
一緒に行きたかった場所をリストアップしてたこと、
1年記念日をスケジュールに入れてたこと、


何もかもが染まっててつらい。







戻りたい、4月に。


でももうきっとやり直すことは無い。
私とあなたは、私の思い描く恋人同士にはなれない。

でも、

あなたに会うために可愛くなろうと思う心だけは
尊くてあなたがくれた宝物だと思ってる。


これで良かった、良かったんだよ。






きっと忘れられる日が来る。

気付いたら頭の中から居なくなっていくんだ。


ありがとう、幸せな時間を私にくれて。
どうか元気で。

さよなら。